インドローズウッドとは何か?


インドローズウッド材について

インドローズウッド(Indian Rosewood / Dalbergia latifolia)は、
世界で最も広く使用されている高級ギター材のひとつです。

インド原産の高品質なローズウッド(マメ科)で、
心材は赤褐色から濃紫色へと変化し、暗褐色の美しい縞模様が特徴です。

ヴィンテージ・マーティンやクラシックギターの
バック&サイド材として長年採用されてきた定番材です。

非常に密度が高く重硬で、優れた耐久性を持ちます。
磨くことで深い光沢が現れ、ほのかに甘いバラの香りを放ちます。


材の特徴

  • 紫褐色〜濃茶色

  • 黒い縞模様

  • 高密度・高硬度

  • 油分を含み光沢が出やすい

比重:約0.80〜0.85


希少性について

インドローズウッドは現在も流通していますが、

  • 極上柾目材

  • 幅広ブックマッチ材

  • 旧材・長期乾燥材

は年々減少しています。

また、ローズウッド類は国際取引規制の対象になることがあり、
流通は常に安定しているとは言えません。


音響特性

  • 深く豊かな低音

  • きらびやかな高音

  • サステインが長い

  • 倍音が豊富

「ローズウッドサウンド」と呼ばれる、
奥行きと広がりのあるトーンが特徴です。


乾燥について

密度が高いため、
急激な乾燥は避ける必要があります。

厚み20〜30mm → 約3ヶ月目安
厚材は長期安定推奨


推奨用途

  • アコースティックギター(バック&サイド)

  • クラシックギター

  • 指板材

  • ブリッジ材

  • 高級家具